まちづくり委員会
正副委員長
委員長 | 松田茂樹(㈱マニックス 取締役会長) |
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副委員長 寺本 督(㈱淡路屋 代表取締役社長)
副委員長 橋本 覚(㈱神戸マツダ 代表取締役社長)
副委員長 米田篤史(ジェム㈱ 代表取締役社長)
副委員長 渡辺真二(早駒運輸㈱ 代表取締役社長)
副委員長 中野友史(アーバンヴィレッジ㈱ 代表取締役)
副委員長 南部真知子(㈱神戸クルーザー・コンチェルト 取締役会長)
副委員長 植村一仁(マック㈱ 代表取締役)
アドバイザー 岡田兼明(大和産業㈱ 代表取締役社長)
今年度事業計画
まちづくりを考える時、いつも一坂太郎氏のいう「長州藩の国づくり」という原則を思う。
それは、
1.郷土愛(志)
配置換えで神奈川県から広島県に来る。その後、120万石から37万石となり、
中国8ヵ国から2ヵ国へと幕府から命じられた。この恨みを260年間伝えた。
2.新産業の育成
農業からの脱却を目指し、防長の四白(米・塩・紙・ロウ)の生産に力点をおいた。
3.人財(材)育成
藩校・寺子屋が1,400校あった。一代限制度、人財の登用、50石が700石までになれる。
(人望がある・武術に優れる・学問に優れる)
4.基金
検地を繰り返し年貢を増すが、一般会計には入れず特別会計とした。
下関が北前船の寄港地となり、荷を扱い始めた。
である。
志を醸成するのは反復することが重要であることは言うまでもないが、
今までの学校教育の中で神戸っ子には志といわれると不安なところも
あるものの、郷土愛では他に負けないという自信は充分にある。
次に新産業については、重工長大の時代は終わったと言われるが、
基幹産業としては厳然と存在している。その上に近年では
「医療産業」「観光産業」「スポーツ産業」といったものが
考えられるが、深堀すると同時に他にないのかも議論をしたい。
次に人財(材)育成についても子供達の教育(学校教育)について
考え直す必要があり、日本一・世界一の教育環境を提供することが
重要である。そして、基金を本会計とは別に積み立て、必要な時に
必要な事に投資できるものを持たなければならない。
今回、当委員会においては、この四つの柱について4つの小委員会を
つくり研究し、答申をすると同時に、具体的な行動のスタートを
切りたいと考える。